熱風の高温で使用したベローズをお客様からいただき、高温酸化の状態を調べてみました。
ベローズ材質 SUS316L 単管材質 SUS310S 溶接棒 SUS309MO フランジ材質 SUS304
材質によって焼けた色の違いがよく解かります。 (耐熱材料 SUS310S, SUS309MO)
1)ベローズ外面の外観
2)単管とベローズとの溶接箇所の外観
3)熱風に直接触れている ベローズ内面、単管内面、フランジと単管の溶接部分の外観
2)、3)ともにベローズはかなり変色しているが耐熱材料の単管、溶接箇所は殆ど 変色していない。
フランジはSUS304であるが直接熱風に触れていないために変色していない。
ベローズを耐熱材料にすることや、ベローズに直接熱風が当たらないように内筒や
断熱材をベローズと内筒の間に入れることによって、より800℃の熱風に対しても使用することが出来ます。